THE MANZAI「2位ナイツの方が面白かった」 「『のりピー』ネタへの配慮で減点なのか」の声

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   「2011年最も面白かった」漫才コンビを決める「THE MANZAI 2011」(フジテレビ系)が12月17日放送され、1516組の参加者の中から「パンクブーブー」が優勝を果たした。

   2009年の「M-1」も制した実力派だけに誰もが納得――かと思いきや、ネット上では審査への不満の声も見られた。特に準優勝に終わった「ナイツ」の方が面白かったという人が多く、覚せい剤事件を起こした「のりピー」こと酒井法子さんにネタで触れたため、審査員が「過剰な配慮」をした結果ではないか、と勘繰っているようだ。

「ドラマのヘロインとしても活躍……」

   「THE MANZAI 2011」は19時から4時間あまりにわたって放映され、予選を勝ち抜いた漫才コンビ総勢16組が登場した。トーナメント戦の結果、ナイツ、Hi-Hi、パンクブーブー、千鳥の4組が決勝の舞台に勝ち残った。

   ナイツの漫才は「北の国から」「101回目のプロポーズ」「古畑任三郎」といったTVドラマを次々とネタにするもので、話題となったのは終盤、「ひとつ屋根の下」を取り上げた場面だ。

   ボケの塙宣之さんが、「小雪って名前で出ていた女優さん、元アイドルの……」と、ヒロインを演じた酒井法子さんに触れようとした。酒井さんは覚せい剤所持・使用容疑で2009年に逮捕されており、相方の土屋伸之さんが名前を出すことを軽くたしなめたが、塙さんは、

「生放送ですからね。ピー入れますけどね、のり『ピー』」

と、大声で酒井さんの愛称「のりピー」を叫んでしまった。その後も「ドラマの『ヘロイン』(ヒロイン)として活躍」「ひとつやらかした(ひとつやねのした)」と畳み掛け、ゲストの爆笑問題・太田光さんは身をよじって大笑いしていた。

   しかし結果は、西川きよしさんを始め審査員の過半数となる5票を得たパンクブーブーが1位に。ナイツは計3票で準優勝に留まった。発表の瞬間、喜ぶパンクブーブーの傍らで、ナイツの2人ががっくりとうなだれる姿が画面に映し出された。

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