「議論ばかりで何も決めない民主主義」 橋下氏持論の行きつく先は「公選制で首相」

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現状の議員内閣制では首相になれない

   橋下氏は、自身が代表を務める「大阪維新の会」の国政進出について、「まずは(既存政党の)国会議員にお願いする」、それでも法律改正などへ協力が得られなければ、近畿一円で70人規模とも示唆する国会議員候補を擁立、と2段構えをみせている。

   しかし、橋下氏は16日の朝ズバで、大阪市政改革は1期の任期内に達成できるのではないかと問われると、「その後は普通の府民になります」と答え、自らの国政進出を否定した。

   一方で、現状の議員内閣制のまま国会議員になったとしても「僕は議員グループの中で(首相に)推される人物ではない」、「議員内閣制には(自分は)向かない」とも語っている。

   ならば、近い将来もし首相公選制が導入されたら、橋下氏はどう動くのか――。その答えは明らかなように見える。

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