「要望が多いのでギリギリまでやっていく」
「レバ刺し」が人気の東京都内の料理店では、自粛要請を踏まえたうえで厚労省の平成13年版のガイドラインを順守し生のレバーを提供している。特に「ユッケ事件」以降はガイドラインに加え独自の衛生管理にも気をつかっているという。
同店では、今回の発表を受け「まだどうなるか分かりませんが」と前置きしながらも、「お客様からの要望が多いのでギリギリまでやっていきたい」と話す。15日夕方の時点でまだ問い合わせ等はないというが、「レバ刺し」が看板メニューなだけに「もし禁止になったら、本当に困ります」と、頭を抱えていた。
一方、大手焼き肉チェーンの「安楽亭」は、「ユッケ集団食中毒事件」のすぐ後に全店舗で肉の生食提供を中止した。そのため「今回の報道の影響はないと考えています」とのことだった。今後も生食の提供を再開する予定はないという。