AKB握手会に「110番」導入 トラブル通報すると警察OB現場急行

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   握手券の転売行為やメンバーへの暴言などのトラブルが相次いでいるAKB48の握手会に、悪質な参加者を通報する制度「AKB110番」が登場した。

   千葉・幕張メッセでシングル「風は吹いている」劇場盤発売記念大握手会が開催された2011年12月11日、AKB劇場支配人のブログで、「AKB110番」の導入が発表された。

警察OBの歌手グループが会場内を警備

   それによると、最近握手会への参加者が増加していて、6万人以上が参加することもある。これまでは、会場に支配人が常駐する「支配人部屋」を設置して参加者の声を聞いていたが、実際にトラブルが起きてもすぐに対応できない弱みがあった。

   そのため、11日の握手会では、秋元康氏がプロデュースする警察OBの歌手グループ「OJS48」のメンバーが会場内を警備する。さらに、支配人部屋のとなりに「AKB110番」というPCを置いたブースを設置して、会場内から通報メールがあれば現場に急行できるようにするという。

   AKBの握手会は不正を防ぐために身分証明書の提示などのルールがある。それでも、身分証明書を貸し借りして不正に握手会に参加したり、禁止されている握手券の転売行為をしたりする人が後を絶たないという。

悪質な場合はイベント出入り禁止処分

「今までは何度もブログでお願いもしましたが、このままでは『握手会の開催』が難しくなる可能性も出てきております。それは絶対に避けなければなりません」

とし、近くで不正が行われているのを見つけた際は、専用アドレスにメールで通報するよう呼びかけている。

   問題を起こした参加者は現場に着いたOJS48の判断によって「注意」だけになる場合もあるが、悪質な場合や、犯罪行為と判断される場合は、今後イベント出入り禁止処分とし、ブラックリストに追加するという。

   AKBの握手会では以前から、転売行為だけでなく、メンバーへの暴言、嫌がらせなど数々の問題が指摘されている。今回の握手会で「AKB110番」がどの程度有効だったかは不明だが、ネットでは「アホは永久追放するしかないから、もっと厳しくしていいと思うよ」というもののほか、「こういう事しないとどうにも出来なくなるとか、どんだけマナーがなってない奴がいるんだよ」「そこまでして、しなきゃいけないもんなのか?CD売り上げのため?」といった反応が寄せられていた。

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