円高傾向が続く中、円高によるメリット(プラスの効果)を「特に感じたことはない」人が60%超――消費者庁が行った緊急意識調査の結果、こんな「生活実感」が明らかになった。
調査は、インターネットのモニター(18歳以上の男女)約1400人を対象に2011年10月末に実施し、有効回収数は589人分だった。11月30日に公表した。
円高について、「大きなメリットを感じたことがある」が7.1%、「まあまあ感じたことがある」は32.1%だった。一方、「特にメリットを感じたことはない」が60.8%と最も多かった。