「失業・休業」2割超―避難中の飯舘村民「生活苦しい」

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   福島県飯舘村では2011年12月8日、福島第一原発事故に伴う住民の避難生活の現状についての中間集計結果を発表した。

   世帯主あるいは主たる生計維持者を対象としたもので、1738件の回答があった。これによると避難後、失業・休業して現在「特に働いていない」あるいは「アルバイト中」の人は20.2%に上った。また全体の半数近くで収入が減少し、17.7%は「収入がほとんどなくなった」という。当面の生活については34.2%が、「避難先で貯金や義援金、仮払保証金で生活しつつ様子を見る」と答えている。

   逆に避難先の暮らしでは「食費」「水道光熱費」「交通費」を中心に出費がかさみ、支出が増えたという回答は79.6%におよんだ。約半数が「切り詰めた生活をして何とか暮らしている」状況で、「非常に苦しい」「苦しい」は32.5%に達した。

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