「維新の会」が朝鮮学校補助金再開に賛成? 所属議員から「誰が決めた?」と異論続出

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「ちょっとこんな記事内容違うよ」

   この補正予算案の行方を左右するのが、府議会で過半数を占める「維新の会」だ。そのカギを握るとも言える維新の会の今井豊幹事長の発言の報じられ方が、混乱を生んでいるようなのだ。

   朝日新聞によると、今井氏は12月5日の時点で、

「議論が足りない。継続審査にしたい」

と、議案を12年2月議会に先送りを重ねる方針を示したにもかかわらず、12月7日の産経新聞によると、今井氏は

「5月議会からの継続審議事案で、結論を出す時期。府議団全員が合意できるよう議論のうえ、着地点を探りたい」

と、12月議会中に採決に持ち込みたい考えを示したという。

   この発言を受ける形で、産経新聞は、維新の会が「府が提示する4要件が守られない場合、補助金返還を求める付帯決議などをつけたうえで、補助金を盛り込んだ議案に賛成する方針を固めた」と報じてもいる。

   ところが、この記事を見た「維新の会」所属府議からは異論が続出。ツイッター上の発言だけでも、

「ちょっとこんな記事内容違うよ」(池下卓府議)
「決して維新の会の総意ではありません」(同)
「そんなこといつ誰が決めた?」(西野こういち府議)
「政調会で議論する前に結論が出ているなんて有り得ませんよね」(永藤英機府議)

といった声があがっている。

   維新の会としての方針は12月9日に開かれる政調会で決定する見通しだが、議論が紛糾する可能性もありそうだ。

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