人気アイドルグループ「嵐」の松本潤さん(28)が出演した舞台のチケットがネット上で高騰した。「松潤ヌード」みたさからのようだが、関係者は頭を悩ませているようだ。
「松潤のベッドシーン、すごいよかったですよ。腹筋も割れていて、白い肌がきれいでしたぁ~」
東京・青山劇場で2011年12月2日に上演された舞台「あゝ、荒野」を鑑賞した東京都内在住の30代の会社員女性は、こう声を弾ませた。
売買サイトでチケット3~15万円で売られていた
蜷川幸雄さん演出の「あゝ、荒野」に、松本潤さんは、ボクサー役で出ている。10月29日の埼玉公演から始まり、女性が鑑賞した日は、舞台の千秋楽だった。この舞台では、セミヌードになった潤さんが、ジャニーズファン女性らの間で話題になった。関係者によると、いずれもほぼ満席だった。
潤さんは、女性とラブホテルに入り、「脱げよ」と言って、自分はトランクス1枚になる。そして、ベッドの中で絡み合い、「どうだ?オレすごいだろ?」などと台詞を吐くのだ。
舞台には、双眼鏡を持ち込む女性が相次いだ。12月2日の舞台は、1200ある客席が30~40代が中心とみられる女性客でほぼ埋まり、何人かに聞くと、前席以外は半数ほどが双眼鏡を持っていた。ベッドシーンになると、一斉に双眼鏡を上げていたともいう。「お芝居では、通常は双眼鏡はお持ちにはならない」(関係者)といい、「松潤ヌード」のケースはかなりの異例だったようだ。
ところが、こうした異常人気で、1万円前後の舞台チケットがネット上で高騰した。
神奈川と茨城から来た女性2人組は、こう言う。「売買サイトのチケット流通センターで、3~15万円で売られていましたよ。私たちは、そんなのは買わず、何日も電話をかけ続けてようやく確保しました」。休みを取って大阪から来たという会社員女性(32)は、「友人に取ってもらい、やっと押さえましたが、チケ流では、10万円を超えて売っていました」とため息をついた。