三井住友フィナンシャルグループ(FG)の三井住友銀行は、グループ傘下の消費者金融大手、プロミスに対する株式公開買い付け(TOB)が成立したと、2011年12月1日に発表した。
これにより、三井住友銀行が保有するプロミスの株式は議決権ベースでこれまでの22.02%から93.81%に上昇する。また今後、プロミスが実施する約1200億円の第三者割当増資を、三井住友FGが引き受ける。
プロミスは2012年4月をめどに完全子会社化され、東京証券取引所第1部を上場廃止になる見込み。背景には、プロミスの経営を圧迫していた「過払い利息」問題がようやく落ち着いてきたことがある。個人向けの融資に注力する。