ふかひれ専門店再建の道のり(9)【宮城・気仙沼発】
川にたくさんの鮭があがってきた

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(石渡商店)

こんにちはたちばなです。
震災から本日で7ヶ月が経ちました。(※この記述は2011年10月11日のものです)
昨日の夜はちょっと暑いぐらいでしたが、本日も気温が上がりちょうどいい感じでした。


本日の会社の前の風景です。


中央公民館方面を見たところです。相変わらず水がたまっています。


二階の部分まで津波がきていますのでご覧のように看板が取れてしまっています。


工場部分です。2階まで津波が来ています。


工場の上から見たところです。
正面にはふかひれを保管していましたが、すべて流されてしまいました。


大川はだいぶ綺麗になり渡り鳥が飛来しています。


ご覧のように大川沿いも綺麗になり、来年には桜が咲くことでしょう。
船や車そして家などが片付けられています。


写真中央にうっすらと魚の影があるのですが、見にくくて申し訳ありません。
実は大川に鮭が上がってきているので撮影したつもりでしたが、望遠がきかないためあまり見えないので残念です。
多くの方々の協力でご覧のように綺麗になった大川に沢山の鮭があがってきています。
本当にありがとうございます。


昨日も大きな地震がありまだまだ不安がありますが、少しずつ変わっていく街を見るとうれしく感じます。

(つづく)


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■被災地応援ファンド参加のお願い

2011年4月25日に立ち上がった、事業の早期再建を目指す被災地応援ファンド内で、5月17日から石渡商店ふかひれファンドも募集を開始しました。

私たちの会社、工場は津波の被害で失われてしまいましたが、ふかひれ専門店としてふかひれを作る知識と技術は失っておりません。気仙沼のふかひれ加工技術を後世に残すためにもこの災害を技術伝承の試練と考え、私たちは一生をかけてこのふかひれ文化を必ず存続させる思いです。

お客様からの熱烈な応援メール、お手紙、お電話と世界中の大変沢山の方から激励を頂き、私たちのふかひれを皆様が待って下さっている、その声にすぐに応えなければと今現在、事業再開・復興に向け日々努力しております。


   セキュリテ被災地応援ファンド>>(応援金、手数料含め、一口10,500円から参加いただけます)

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ふかひれの石渡商店(宮城県気仙沼市)
サメの水揚げ日本一を誇る気仙沼の地で昭和32年に創業。これまでの54年間、ふかひれ専門店として市場での買い付けから、一般消費者様へ商品をお届けするまで製造加工販売を行ってまいりました。
特許も頂いた独自の技術で作るふかひれは和食から中華店まで幅広い料理店で多くの方々にご支持いただいております。ふかひれラーメンやスープ、姿煮はご家庭で簡単に召し上がれるよう試行錯誤した商品でお客様からもご好評頂いております。
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