江口寿史が若手の漫画を批判 「背景が実写そのものでうんざり」

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ネット上では、ツイートに賛否両論

   ネット上では、江口寿史さんのツイートに賛否が分かれている。

   賛同する声としては、「僭越ながらすごい共感しました…」「写真のような絵なら写真に敵いません」「デジタル全盛の昨今、世のクリエイターはどこまで理解できてるのか?」といったツイートがあった。

   漫画家からも、応援の声が出た。

   アニメ化された「ライドバック」などの作品があるカサハラテツローさんは、ツイッターで「物凄く同感!」と賛意を寄せた。そして、「『背景をないがしろにしないで!』と思う作品に時々出くわしては、悪態をついてます」と漏らしている。

   一方で、江口さんらの意見には、疑問の声も多い。

   実写のような背景について、「あれは作風とは合ってる」「どっちもアリだと思う」などのツイートが寄せられた。花沢さん、浅野さんの作品についても、「アイアムアヒーローに関して言えば、背景がリアルだからこそ、伝わる恐怖があると思いますよ!!」「浅野さんのそういう漫画ぽくない絵柄が魅力あるなぁとわたしは思ってます」といった声が出ている。

   漫画家の関係者からも、批判はあまり気にせず、「一緒に頑張りましょう」との呼びかけが行われた。

   こうした声を受けて、浅野さんは、背景への確信を深めたようだ。「今日から心を入れ替えてアシスタント300人体制で更なる緻密な背景を目指します」とツイートしている。

   なお、江口さんは、公式サイトによると、単発の漫画を投稿したり、イラストを描いたりする活動を現在しているようだ。「すすめ!!パイレーツ」など主要作品を連載していた集英社週刊少年ジャンプの編集部では、今のところ連載の予定はないという。

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