NHKは2011年11月30日、大みそか恒例の第62回紅白歌合戦の出場者を発表した。出場するのは10年の44組より11組多い55組。初出場も、紅白史上最も少なかった10年の5組から2組増え、7組だった。暴力団とのつながりを理由に落選した人はいなかった。11年の紅白で最も出場回数が多いのは北島三郎さんの48回。
紅組から初出場を決めたのは、韓流人気に乗ったKARA、少女時代のほか、連続テレビ小説「カーネーション」主題歌を歌った椎名林檎さん、神田沙也加さん、芦田愛菜ちゃんの5組。
「年末までに1億円寄付したい」
白組からは、福島県への愛を歌った「I love you & I need you ふくしま」がヒットした「猪苗代湖ズ」、鈴木福ちゃんの2組が初出場する。
「マルモリダンス」で人気の愛菜ちゃんと福ちゃんはともに7歳で、最年少出場を更新した。
猪苗代湖ズは、
「4人で出るのではなく、福島の人と一緒に歌いたい」
「(紅白出場決定で)CDが売れると思った。CDや配信の収益は全部福島に寄付している。4300万円集まっていて、年末までに1億円寄付したいと思っている」
と意気込む。