「生徒を挑発するな」「十分地味だと思うけど」 女教師の「黒ストッキング」是か非か

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   女の先生が黒いストッキングで学校に行くのはダメなの?――若き女性の悩みが議論を巻き起こしている。

   スカートからのぞく薄い黒色の脚に、多感な時期の男子生徒は挑発されてしまうのだろうか。

「なんとなく肉感的でいやらしさも感じる」

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   「黒スト談義」で盛り上がっているのは読売新聞のQ&Aサイト「発言小町」だ。投稿者は25歳の女性で、公立中学校の英語教員。ある日勤務先に黒の薄手のストッキングで出勤したところ、30代後半の先輩女性教員から「生徒を挑発するような格好をしないように。すぐにはき替えなさい。毎朝昇降口で生活指導をしている貴女がそれでは生徒に朝から示しがつかない」と厳しく注意され、すぐにベージュのストッキングにはき替えたという。

「身長が173cmと高い上、顔つきも派手なので服装には人一倍注意してきましたが、教員の黒ストッキングはNGでしょうか」

   これに対し2011年11月29日現在153件の回答が寄せられている。

   「黒の薄手のストッキングが挑発するなんて感じたことはありません。お葬式でもはくものですよね?」「黒ストッキングは十分地味じゃないのか」と全く問題ないと考える人、「その先輩は何を目にしてもイヤらしい・いかがわしい・けしからん物に見えてしまうのでしょうね」「あなたが若くて素敵な教諭だから妬みが入っているとしか思えません」と先輩を批判する人、「黒のストッキングって何だかなまめかしい感じがします。なんとなく肉感的でいやらしさも感じます」「細い足の美しい女性がタイトスカートに黒のストッキングをはいた姿はとってもセクシーに見えると思います」とやはり黒ストッキングはセクシーと感じる人などさまざまだ。

   中には「個人的には肌が中途半端に透ける黒ストッキングはなし。おしゃれを目的にしたものなのか防寒のためなのかが判断の境かなと思います」「入学式や卒業式でもないのに、ストッキングをはくような格好で勤務する必要もないと思います」など、教師としておしゃれは慎むべきという意見もある。

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