大阪ダブル選後に「政界再編」 「台風の目」は亀井代表

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「実現の見通しは不透明だ」の報道も

   ほかにも、「たちあがれ日本」の平沼赳夫代表(72)へ新党の幹部就任を要請する考えも持っており、11月24日には、石原都知事や平沼氏らと会談し、新党構想について意見交換した模様だ。自民の一部にも参加を呼びかけている。

   もっとも、民主や自民の関係者の間には、「亀井さんって去年も新党構想で動いていた。どこまで本気なのか」「郵政改革法案が本丸の亀井さんに『都市部の保守層へ浸透』と言われても違和感がある」といった冷めた声もあるようだ。

   11月25日午後に亀井氏の新党構想発言を報じた日本経済新聞(電子版)は、「参加が取り沙汰される議員には慎重な意見」が多いとして、「実現の見通しは不透明だ」との見方を示している。

   産経記事の中でも、小沢元代表は「独自の新党構想」を描いており、橋下前府知事らとの接触を図っているとも指摘し、亀井構想とは別の動きを伝えている。みんなの党の渡辺喜美代表も橋下氏らとの連携に動いているという。

   様々な思惑が交錯している模様で、こうした動きがひとつに収れんしていくのか同床異夢に終わるのかは未知数だ。

   インターネットの2ちゃんねるやツイッターをみると、「民主党より大歓迎」と「亀井新党」への期待の声もある一方、「登場人物に高齢者が多すぎ」「この顔ぶれで政策が合うはずがない」と否定的な意見も並んでいる。

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