地位保全や損害賠償を求めて近く提訴
また、同席した代理人の吉峯啓晴弁護士は、
「解任が違法・不当だということを前提に、色々な訴訟の形態がある。渡辺氏の発言や談話は明らかに清武さんに対する名誉棄損だ」
と、11年12月にも地位保全や損害賠償を求めて訴訟を起こす考えを明らかにした。
清武氏が会見を行った場所では、3時間半前にはオリンパスのウッドフォード元社長が会見を開いていた。そのことを引き合いに、
「最高実力者が誤ったときに、誰か取締役が『これが不当だ』と声をあげることは大事だ」
「なかなか会見の場所がないこともあるし、海外の方にも、米国の方にもわかって欲しいという気持ちがある」
と、日本外国特派員協会を会見場所に選んだ理由を説明した。