巨人騒動「これから本当のことがわかる」 清武氏の「不気味発言」に疑心暗鬼

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   プロ野球巨人から解任された清武英利・前球団代表が用意しているとされる「隠し球」は、いったいどんな「破壊力」を持ったものなのか。清武氏側は2011年11月24日にも開く「反撃会見」で、「隠し球」を披露する構えもみせている。

   一方、ナベツネこと渡辺恒雄・球団会長と球団側は、清武氏の「隠し球」は「大したことない」と見切ったのか。11月21日夜、ナベツネ氏は報道陣の前に姿を現し、「(清武氏が)訴える?こっちが法廷(へ)持って行くよ」「俺は法廷闘争で負けたことない」と自信をみせた。

「元特ダネ記者」だから…

どうなる「24日会見」。
どうなる「24日会見」。

   清武氏がナベツネ氏批判を展開した「反乱会見」から1週間後、桃井恒和・球団社長が清武氏の解任を18日に発表した段階で、「反乱は鎮圧された」との印象をもった関係者は少なくなかった。

   解任発表の直前までは、異例の「反乱」を起こしながら清武氏が「お咎めなし」の状態で、当時の役職であるGM(ゼネラル・マネジャー)業務などをこなしていることについて、「清武氏の『隠し球』が怖くて処分できない」、「『隠し球』の情報収集に時間がかかっている」といった憶測がささやかれていた。

   読売新聞記者時代、国税庁担当などとして経済事件で特ダネをものにしてきた清武氏なら、「けんかを始める前に相手の弱みを握って」いても不思議ではなく、その「相手の弱み」がすなわち「隠し球」というわけだ。

   清武氏は、国税庁関係者と今もパイプがあるとみられており、関係者の中には「ナベツネ氏か読売新聞グループの税務に関する情報を握っているのではないか」との推測をまことしやかに口にする人もいた。

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