英語に四苦八苦している人は少なくない。なかでもヒアリングは英会話教室に通ったり、テープやビデオ教材を買ったり、外国映画を字幕なしで観たりと、ネイティブな発音を聴くためにいろいろと試しては挫折した人も多いのでは。
そうした中で、インターネットでは最近「TED」で英語を学ぶというのが人気だ。
興味をそそる一流の講演者とテーマ
「TED」は、Technology、Entertainment、Designの頭文字で、世界の著名な人物が年1回集まって開くカンファレンスが始まり。現在は「TEDカンファレンス」と「TEDグローバル」、「TEDプライズ」の講演会と「TEDトーク」の4事業がある。
このうち、TEDトークはインターネットを通じて行っている動画の無料配信プロジェクトで、3つの講演の中から毎週3点ずつの動画を公開している。
講演者には、ビル・クリントン元米大統領やサドルバック教会の創設者でベストセラー作家のリック・ウォレン神父。米進化生物学者のE.O.ウィルソン氏や英ロックバンド・ジェネシスのボーカリスト、ピーター・ガブリエル氏に英実業家でヴァージン・グループ創業者のリチャード・ブランソン氏など幅広く、最近では事業家のジャスティン・ホール・ティピング氏が「送電網を必要としないエネルギーを」のテーマで語った。
さまざまなジャンルの、世界最先端、超一流の人物が語る最高レベルの講演内容は、確かに刺激的で興味深いものばかり。
この講演ビデオが英語教材としてよいというのだ。