東京モーターショー意欲満々製品が続々 EV、第3のエコカーにトヨタ・スバルのスポーツカー

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トヨタとスバル共同開発車のネーミングに注目

   ガソリンエンジンでリッター30キロ台というHV並みの低燃費は画期的だが、トヨタは家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッド(PHV)のプリウスを2012年1月に市販する方針だ。こちらはEVとしても使えるので、燃費は1リッター当たり57キロと、HVの 約2倍となる。燃費の差は歴然だが、第3のエコカーはPHVに比べ低価格なのが魅力。両者のコストパフォーマンスをユーザーがどう評価するか。モーターショーの反応が注目される。

   さらにトヨタとスバルは、両者の共同開発で2012年春にそれぞれ市販する小型FRスポーツカーを公開する。スバルは「スバルBRZ」とネーミングが決まっているが、トヨタは未発表。これまで海外のモーターショーなどで試作車が公開されてきたが、市販モデルの発表は東京モーターショーが初めてとなる。

   トヨタは往年の名車「ハチロク(AE86)=カローラレビン、スプリンタートレノ」の再来を目指し、エコカー全盛の時代に豊田章男社長が敢えて投入する意欲作だ。スバルの水平対向エンジンを積むFRスポーツは自動車雑誌などで前評判が高い。果たしてどれだけクルマ好きの心をつかみ、新たなファンを掘り起こせるか。注目の1台となるのは間違いない。

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