日本経済新聞社は2011年11月17日、同社OBがオリンパスの社外取締役に就任していたことを報じた記事をめぐり、「日刊ゲンダイ」と朝日新聞社が運営する「WEBRONZA」に抗議書を送った。
抗議を受けたのは「WEBRONZA」(10月28日付)の「オリンパスと日本経済新聞」、「日刊ゲンダイ」(11月5日号)の「オリンパスと日経のただならぬ関係」の2記事。日経新聞社では同社OBのオリンパス社外取締役就任について「オリンパスとOB個人の問題であり、日経としては全く関係していない」としており、これらの記事は「読者に誤解を与え、日経の信用を著しく害する」と主張している。