蓮舫氏側「抗議した事実はございません」
実は、テレ東での番組放送前に、銀魂の監督らがツイッターで意味深な発言を繰り返していた。
アニメの監修をしている高松信司さんは2011年10月26日、次回放送分について「この期に及んでまた戻されてしまう。 下ネタなら仕方がないれけどこれもダメなのか」とつぶやいた。そして、同じ日には、「『アニメ銀魂』が『銀魂』のままでいられない時が来たなら、『銀魂でない何か』を放送するより『テレビアニメ』であることをやめるべきだと思う」とも言っている。29日に一応決着したとしながらも、放送日の31日に「放送始まって以来の当日納品でした」と何かあったことを示唆。そして、11月14日にはツイッターをしばらく休止すると明かした。
また、監督の藤田陽一さんもツイッターで、放送日の10月31日、「みんなアレが何かわかっても呟いちゃりしちゃダメだよ?。アレしちゃったからね」などと何かをにおわせている。
いったい、放送現場では、何があったというのか。
テレビ東京のアニメ局では、銀魂の担当者が「諸般の事情」で放送休止をAT-X側に要請したことを取材に対し認めた。そして、その事情については、「特定の個人を想起させる描写があったため」と説明した。
それが蓮舫大臣であるかや、何か申し入れがあったかについては、「こちらからお答えできません」と繰り返すのみだった。
蓮舫氏の国会事務所では、取材に対し、「抗議した事実はございません。放送・放映については、放送局側のご判断なので、特にコメントはございません」との回答を寄せた。