「私は今日の夕刊から止めます」
しかし、12日の読売新聞朝刊での記事を見る限りでは、こうした期待にこたえたとは思えない。朝刊を読んだと見られる読者からは、「私は今日の夕刊から止めます」とがっかりした様子のコメントが届いた。またツイッターでも、
「読売新聞買ってきた。例の巨人のこと、ちっちゃ」
「これをいい機会にして購読をやめよう」
と、期待はずれの嘆きが見られた。
テレビの報道番組でも、11日の夕方から夜にかけて各局では「清武会見」を取り上げた。テレビ朝日の「スーパーJチャンネル」では、会見内容に加えて渡辺会長の経歴や人物像に焦点を当てて約17分間放送。NHKの「ニュースウォッチ9」も、渡辺会長の球界におけるこれまでの「影響力」を振り返り、また今回の「内紛劇」について街行く人に感想を聞くなど、7分間を割いた。
これに対して日本テレビの「news every」や「NEWS ZERO」では、清武代表や桃井オーナーの会見の様子をダイジェストで流し、時間も1分50秒程度と他局とは対照的な扱いだった。