米政府「異星人との接触」を否定 それでも消えない「機密だから」の声

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「元軍人」らのUFO証言の真偽

   2010年9月末には、米軍の元空軍将校ら7人がワシントンで記者会見し、「説明のつかない光」が飛来し、核兵器施設内でシステムに異常が起きたと話し、米政府に情報の公開を求めた。

   この際に同席したUFO研究家は、UFOや地球外生命体が地球の核兵器開発に警告を発していると解説した。会見の内容は、共同通信が報じるなどした。

   以前からUFOに関心がある人たちの間では、米国の「ロズウェル事件」や「エリア51」といったキーワードが知られ、「UFO残骸の回収とその隠蔽」説などが唱えられてきた。

   今回の米政府見解に関するネット上の日本語書き込みをみると、「なんだか夢がなくなるな」といった冷静な反応が多い。

   もっとも、「なぜ突然発表したの?怪しい」「機密だから発表できないだけだ」といぶかる向きも少なくない。「疑惑」の完全払拭とはいかないようだ。

   特に、今回の見解では「地球外生命体」のことばかりに触れており、UFOに言及がないことに反応している人たちもいる。「UFOを否定したわけではない」というわけだ。

   嘆願書自体にUFOの記載がなかったためと思われるが、ある書き込みでは「この発表でわかることは、UFOは異星人の乗り物ではなく、地球人のタイムマシンだったということだ」などと想像をふくらませていた。

   今回の嘆願書を出した関係者らの一部は、今回の政府の発表に不満で、再度、「真の情報」公開を求める署名活動を始める、との報道もある。

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