「こんにちは、私、益戸育江と申します。以前は高樹沙耶という名前で女優をしていました。このたび、千葉県より石垣に移住を決めました」――ドラマ「相棒」などに出演中の女優・益戸育江さんが突然の沖縄・石垣島移住を宣言し、話題を呼んでいる。
そんな益戸さんは、ブログやツイッターで熱烈な「エコ」「脱原発」の主張を展開している。特に「脱原発」に関しては経産省前での座り込みにも駆けつけるなど、かなり力が入っている。
「妖精が住みたくなるような場に」
「週刊女性」(2011年11月22日号)の記事によれば、益戸さんは2011年5月に石垣島に2000平方メートルの土地を購入して移住。主要人物として出演中のドラマ「相棒」は10月スタートの「シーズン10」第1話で「お遍路に出る」という設定で物語から退場し、以来出演していない。
実は益戸さんはすでに7月、女優として一線を退き石垣島に移住することをブログで明かしていた。
「今、住処として考えている場所は、東京より遠く離れた離島、メディアの仕事もこれ迄のようにする事ができなくなりました(中略)、肩書きも女優ではなく、アースキーパー益戸育江として残りの人生を過ごしてゆくつもりです」
益戸さんが土地を購入したのは、島北東部の桴海(ふかい)という地域。宅地開発もまだ進んでおらず、敷地内には川が流れたくさんの蛍が飛び、植物や虫の声を聞くことのできる自然豊かな一角だという。益戸さんは「ここで妖精が住みたくなるような場をクリエイトする」と夢を語る。
「電気、水道、ガスなど都市型、バビロン型、誰かが産み出し、しかも地球を酷使するような方法論から卒業!!それらに依存せず、自分でクリエイトし、植物、動物、虫たちをリスペクトし共存したライフスタイル、私なりに付けたネーミングは、トロピカル、フェアリーテールガーデン、妖精の住む庭……」