松本人志は「オワコン」なのか コント番組が視聴率2%台の大惨敗

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30代の「松本信者」以外には受けない?

   実はMHKは2010年10月にパイロット版が放送されていて、そのときも視聴率6.2%(同)とかなり低い数字だった。「大日本人」「しんぼる」など、映画作品は大コケしてしまったが、コントの作り手としての松本人志は依然高い人気、ということではなかったのか。

   芸能評論家の肥留間正明さんは「これが本当の数字ですよ」と語る。現在、松本さんはお笑い芸人が多数所属する吉本興業のシンボル的な存在となっている。しかし、実際に松本さんを支持しているのは90年代に大人気だったバラエティ番組「ダウンタウンのごっつええ感じ」(フジテレビ)などをリアルタイムで見て育った30代だけで、それ以外の世代からはそれほど人気はないという。確かに、ツイッター上でも「私は20代でナイナイで育った世代だからダウンタウンはよく分からない」という呟きがあった。

「中高生が松本を好きっていうのは聞いたことがない。周りが彼を持ち上げ過ぎているのもいけない。これが実態でしょうね」

と、肥留間さんは話している。

   「MHK」は月1回の全5回放送。次回は12月3日の放送だが、果たして視聴率は持ち直すか。

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