QBハウス側は「コメントすることはありません」
首相周辺の人の説明では、「近くで会合があり、帰りに寄りやすい場所」ということで店を選んだそうだ。散髪後、野田首相は「さっぱりしました」と話したが、「今後も通ってくれるかどうかは分からない」そうだ。
澤田店長は「大変光栄です」と話す。自分の店に来てくれた、ということだけでなく、「1000円店ではなくて、自分たちの業界の店に~」という文脈でも意義を感じているようだ。
一方、QBハウスを展開するキュービーネット(東京)の広報担当者に取材すると、
「コメントすることはありません」
との回答だった。
いわゆる「1000円店」チェーンは、QBハウス以外にもあり、関東だけでなく九州などにも広がっている。
ある「1000円店」関係者は、「(全理連に)やられた」と話した。「1000円店を気に入ってくれている、とテレビやネットで知って野田首相を応援していたが、残念だ」と悔しそうだった。
野田首相は、次回の散髪ではどんな店を選ぶのだろうか。