オリンパス、ストップ安 16年ぶりの安値水準

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   過去の損失計上の先送りが判明したオリンパスの2011年11月8日の株価は、朝に前日比300円安のストップ安で寄り付くと、その後も売り注文が殺到し、終値もストップ安の734円で引けた。

   同社は8日朝、1990年代ころから有価証券投資等に関する損失計上先送りを行っていたことが判明したと発表。過去の買収資金は損失計上先送りによる投資有価証券などの含み損解消などに利用されていたとしている。

   これは1995年7月以来、約16年ぶりの安値水準にあたり、時価総額は2000億円を割り込んだ。上場維持への懸念も指摘され始めている。

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