ホークスCS突破放送で「大事故」 劇的シーンで「ジャパネットたかた」の音声

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   福岡のテレビ局、RKB毎日放送(TBS系列)で、地元ソフトバンクホークスの活躍を伝えるニュースを紹介する際、珍妙な放送事故が発生し、ネット上で話題になっている。

   2011年11月5日、プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)、ファイナルステージ第3戦が福岡ヤフードームで行われ、ホークスが2対1で西武ライオンズを下し、8年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。

タイムリーヒット直後に「パソコンにデジカメまでついてなんと100円」

   RKB毎日も翌6日、昼過ぎ放送の情報番組「今日感テレビ日曜版」で試合のハイライトシーンをまとめたVTRを放送した。

   両チームとも点が入らず延長戦に突入し、西武が10回表に1点入れる。緊迫した雰囲気で迎えたホークス攻撃の10回裏、多くのファンが見守る中、長谷川勇也外野手が右中間2塁打を放ち、同点になるという劇的なシーンがあったのだが、「打ちました!引っ張った!ライナー性の当たりが!」という実況の後、突然

「22番でお願いします!」(男声)
「パソコンにデジカメまでついてなんと100円!」(女声)
「今すぐお電話ください!」(男声)

という声が入ってしまった。最初の「22番でお願いします」という声はテレビ通販「ジャパネットたかた」の高田明社長だと思われる。通販番組の音声が紛れ込んでしまったようだ。

「2回も同じ放送事故wwwコントかよwww」

   「スタジオいきまーす」というスタッフの声とともに、すぐさま映像はスタジオに切り替わり、男性アナが「ただいま音声が乱れてしまいました。失礼しました」と謝罪した。「準備が整い次第、昨日の試合の様子、ご覧頂きたいと思います」と説明し、スタジオの出演者と試合の感想を話して場をもたせようとした。

   1分ほどして再びVTRスタート。しかし、また長谷川選手が打球を放つと「22番でお願いします!」「パソコンにデジカメまで……」という音声が混入する。また「すみません、また。音声が乱れました」と詫び、CM入りとなった。

   起死回生のタイムリーヒット直後のタイミングで音声がジャパネットになるという珍事は、ネットでも話題になり、2ちゃんねるなどに多くの書き込みが寄せられた。「いいシーンが台無し」という見方もごく一部にあったが、

「何これwwワザとやったとしか思えんw」
「さすがタカタ社長やで 笑いのツボおさえとるわw」
「2回も同じ放送事故wwwコントかよwww」
「神がかっとる あのタイミングにジャパネット高田社長の声(笑)」

といった書き込みがほとんどだ。

   「今日感テレビ」は平日も毎日昼過ぎに放送しているRKB毎日の看板番組。同局によると、今回の放送事故について、視聴者から苦情や意見は特に寄せられていないということだ。

姉妹サイト