理化学研究所と富士通が開発中のスーパーコンピューター「京」が、開発目標としていた1秒間に1京回(京は1兆の1万倍)を超える計算速度を達成したと、2011年11月2日に発表した。今年6月に世界最速となった1秒間に8162兆回を上回る性能だ。
京は864台の計算機で構成され、8月にすべての設置が完了。現在はソフトウエアの試験などを実施中で12年6月の完成、同11月の本格運用を目指している。
地震や津波のシミュレーション、創薬などの分野での利用を見込んでいる。
理化学研究所と富士通が開発中のスーパーコンピューター「京」が、開発目標としていた1秒間に1京回(京は1兆の1万倍)を超える計算速度を達成したと、2011年11月2日に発表した。今年6月に世界最速となった1秒間に8162兆回を上回る性能だ。
京は864台の計算機で構成され、8月にすべての設置が完了。現在はソフトウエアの試験などを実施中で12年6月の完成、同11月の本格運用を目指している。
地震や津波のシミュレーション、創薬などの分野での利用を見込んでいる。