イマドキ女子高生は「Eメール」卒業? 会社からも消えていくのか

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むしろ減ったのは電話ではないか

   メールの回数が減っているのは女子高生だけではない。J-CAST会社ウォッチは「5年以内にEメールが別のツールに置き換わる」という記事を2011年10月24日に公開している。仕事上の話だが、社員同士のやり取りはすべてビジネスSNSを利用し、Eメールは外部からの問い合わせ対応など仕事のごく一部にとどまっている会社もあるというのだ。「メールはごく親しい人との会話により集約され、ビジネスの現場では、SNSがより活用されるようになる」というコメントも届いている。

   一方、J-CASTモノウォッチでコラム「ギャルウォッチ」を連載しているGRP(ギャルリサーチプレス)編集長のまぁ~ささんは「ギャルのメールの回数はさほど減っていない」と話す。

「確かにmixiやTwitterを使ったコミュニケーションが増えてきているので少しは減っているかもしれませんが、むしろ電話の回数の方が減っていると思います。数年前は普通の携帯電話と通話用にウィルコムのPHSを2台持ちするのがギャルの『鉄板』でしたが、最近ウィルコムを持つ人が減ってきているので、その分電話が減ったと思います。やはりギャルは文字のコミュニケーションが中心です」

   事実、11年7月15日公開のギャルウォッチのコラムでは、ギャルの1日のメール送受信数は「送信数平均40~60通、受信数平均70~100通」という調査結果が明らかになっており、頻繁にメールのやり取りをしていることがわかる。

   さらに最近の傾向として、メール受信数はむしろ多くなっている場合があるという。

「タレントやモデルのブログに読者登録してメールで更新通知が届くようにしていると、1日200~300通のメールが届くという子もいます。受信メールが多すぎて送ったメールに気付かれない時もあります」

   メールより電話をするようになった女子高生。1日300通のメールを受信するギャル。仕事で一切メールのやり取りをしない会社・・・メールの使い方はさまざまだ。mixiやTwitter、FacebookなどのSNSが主流になってきたことで、それぞれの生活に合ったコミュニケーション方法が選択できるようになりつつあるのかも。

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