イマドキ女子高生は「Eメール」卒業? 会社からも消えていくのか

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   女子高生がメールを送受信する回数が減っているらしい。

   2011年10月26日発行「SANKEI EXPRESS」内の「Teensエクスプレス」で、現役女子高生が対談形式で語っている。

「電話したほうが早い」「mixiで連絡取ってる」

「女子高生のメール離れ」伝えるSANKEI EXPRESS
「女子高生のメール離れ」伝えるSANKEI EXPRESS

   「Teensエクスプレス」は10代を対象にしたマーケティング会社「アイ・エヌ・ジー」が運営する「シブラボ」が協力している企画で、アンケートや座談会を通して10代のリアルな声を発信している。

   今回は3人の女子高生がメールの数について対談している。「小学校や中学校の頃と比べて、メールの数って減った?」という質問に口をそろえて「絶対減った!」との答えが。理由は「メール打つのめんどくさいんだもん。用があったら電話しちゃう」「電話料金自体が安くなってるかもね。あんまり電話代気にせず電話するようになった」「昔は暇な時間持て余してたからメール送りあい続けてたのかも」ということだ。

   逆に「webを見る時間は増えている」という。mixiやFacebook、TwitterなどのSNSを使う時間が多いようで、「mixiのコメントとかでみんなと連絡取ってるの」「友達みんなmixi見てるから、そっちに書いておけばいちいち一人一人に連絡しなくて済むもんね」「私はTwitterやってるから、伝えたいことはとりあえずつぶやいてる」。メールが減った分、SNSで多数の人と一気にコミュニケーションを取ることが増えているようだ。

   アイ・エヌ・ジーは公式サイトに渋谷の女子高生200人を対象にした調査結果を掲載している。「携帯のメール、1日に何通来る?」という調査では、2006年11月は20通が47人で1位。以下30通(37人)、50通(36人)と続き、100通と答えた人も15人いた。しかし11年10月の調査では、10通と20通が38人で同率1位となり、以下30通(33人)、50通(30人)と、5年前より確かに少なくなっていることがわかる。「Teensエクスプレス」の記事中では

「5年前には絵文字やデコメ(デコレーションメール)など、『ケータイのメール』そのものが流行していたということと、情報のやりとりをする場が現在ほど多くなかったということがメール回数が多かった理由ではないだろうか」

と分析している。

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