NHKはストレスが溜まる組織?
一体どういうことなのか。NHKの職員数は約1万500人、職員が多いからと言われることもある。ただ、確かに報道機関としては多いかもしれないが、1万人以上の大企業は他にもたくさんある。報道機関ということで「公表」されやすいのか。
逮捕された職員の中には警察で「ストレス解消のためにやった」と供述した人もいた。NHKに詳しいジャーナリストは、独自の息苦しさを指摘する。公共放送ということもあり、他メディアと比較すると制約も多く、ストレスが溜まる職員もいるという。
また、不況で民放の広告収入が落ち込む中、NHKだけは受信料で潤沢な資金を持っている。大事件、事故取材になると、大量の取材陣を長期に投入できるなど、手厚い布陣は有名だ。
「給料もいいですし、中にはエリート意識があって『おれたちは何をやっても許される』みたいな人もいますよ。そういう人が酒を飲んだりしたときにたがが外れてしまうのではないか」
NHK広報は、
「不祥事が続いたことを重く受け止めています。コンプライアンスの徹底が職員一人一人に行き渡っていない面があると言わざるを得ず、コンプライアンスの徹底をさらに図っていまいります」
としている。
職員2人が同時に盗撮で処分されたことは2ちゃんねるでも話題になり、
「スカートの中クローズアップしてどうすんねん」
「NHK入った同期が、民放とは機材とカメラワークのレベルが段違いだと息巻いてたけど、こういうことか!」
といった書き込みが寄せられていた。