「非常に迷惑で、残念な出来事になった」と校長
しかし2日朝に登校すると、イジメに関する抗議や問い合わせの電話やメールがさらに大量に届いていた。メディアからの取材依頼もあり、授業に支障が出る状態に。同校では同日午前中、公式ホームページのトップに
「『動画サイト』等に投稿された件につきましては、本校とは関係ないことが判明いたしました。ご心配をおかけしました。今後ともよろしくお願いいたします」
との異例の告知を出した。同校校長は
「本校と致しましては、非常に迷惑で、残念な出来事になってしまいました。3年生にとっては受験を控えた一番大切な時期なのに・・・」
と頭を抱えていた。
掲示板「2ちゃんねる」では2日午後2時の段階でも、この高校の実名を出しているスレッドが存在し、書き込みが止まっていない。
イジメ動画の現場となったのは長野県の別の高校で、同校では動画に映っている生徒が自校の生徒であることを認めている。そして
「今は生徒への事情聴取を行っている段階。処分等についてはまだ決まっていません。ただし、恒常的なイジメ、というものではないようです」
とだけ説明している。