新聞の取材にも名前、年齢、職業明かさず
世田谷区では、10月中旬、民家から高い放射線量が測定され、床の下からラジウムの入ったビンが発見された事件があったが、これも、この男性が近辺の線量を測定し、ツイッターで報告。それを見た市民団体が区に通報したのがきっかけだったという。
一体何者なのか。朝日新聞10月30日付けの朝刊で男性に関する記事を掲載している。男性は7月から線量測定を始めた。区内を自転車で巡り、スーパーの敷地内では線量計を袖の下に隠して測定を行ったという。取材に応じたものの、名前も年齢、職業も明かさなかったのだそうで、本当に謎だらけの人物のようだ。
10月31日に放送された「報道ステーション」(テレビ朝日)でも取材に応え「これ(線量計)を該当場所の床に置いたんですけど、そのときは9.99。振り切れですね、測定不能」と測定時のことを話していたが、顔は写らなかった。
ツイッターでは男性に対して「同じ方がホットスポット発見していたなんてびっくりです。これからも応援してます」「線量ツイートが、世の中をこれだけ動かせる事に感動しました!」といったメッセージが寄せられている。