東京外国為替市場のドル円相場は、2011年11月1日17時時点で78円09~10銭近辺で推移。前日に比べて70銭前後の円高ドル安水準にある。
政府・日本銀行は10月31日に円売り・ドル買い介入を実施したが、介入の規模は7兆~8兆円にのぼったとみられる。東京市場の取引終了後も、米国市場で円売り介入を継続。8月4日の単独介入時の約4兆5000億円を大きく上回り、過去最大規模に達したもようだ。
1日、安住淳財務相は「今後も注意深く市場を監視していきたい。適宜適切に判断したい」と述べ、必要に応じて介入を続ける考えを示唆した。