女性セブンにも批判「激怒されて当たり前」
それだけでなく、女性セブンの編集部には、石川遼選手の父親から1日に何度も電話がかかってきた。そのうえ、配達証明つきの質問状まで送られてきたとしている。もし本当なら、法的手段に訴えることも検討している可能性がある。
女性セブンは、遼選手の自宅やその周辺への不意の夜間の訪問や尾行などが行われたとする事務所側の主張は否定しなかった。しかし、スポンサー企業にも同様のことをしたとの主張については否定している。
こうした言い分をどう考えるか、遼選手事務所のケーアイ企画に取材した。すると、代表をしている遼選手の母親は、「そういうことについては、お答えできません」と話した。所属するパナソニックでは、「当事者ではありませんので、分かりません」(広報担当者)と言う。
日本ゴルフ協会と日本ゴルフツアー機構にも取材したが、取材活動を巡るトラブルについて、「コメントする立場にはありません」といった回答だった。
今回のトラブルについて、ネット上では、遼選手側と女性セブンの双方に対して賛否両論が出ている。父親に対しては、「もう少しましな言い方しないとな」「都合のいい時だけマスコミを利用できると思ったら大きな間違い」と疑問が出る一方、女性セブンについても、「激怒されて当たり前」「開き直るな」と批判的な書き込みが相次いでいる。