トルコ大使館に手紙や義援金続々 福島からも「今度は、私が手助けしたい」

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   トルコ東部で起きた大規模地震をめぐり、在京トルコ大使館(渋谷区)には、日本国内から続々と激励の手紙や義援金が届いている。仕事についていないにもかかわらず義援金を送る人や、東日本被災地からの応援メッセージもあるといい、トルコの被災地を勇気づけている。

   トルコ東部を2011年10月23日に襲った大地震では、これまでに死者570人、負傷者2555人に達している。トルコは「親日国」だとされることもあって、日本各地から支援が相次いでいる。

5歳の子どもが書いた「がんばってトルコ!」

   大使館によると、すでに100通以上手紙が届いているといい、現地のハリヤット紙が、その内容を詳しく伝えている。中には、5歳の子どもが書いた「がんばってトルコ!」というものや、

「日本国民のひとりとして、3月の地震の時の支援に感謝している」

と、トルコからの支援に感謝するものも多数あったという。福島県在住の男性は、

「今度は、私が手助けしたい」

とメッセージを寄せた。大使館では、

「手紙の多くは、激励の言葉で溢れ、我々に感動を覚えさせる内容です。子供が書いたであろうメッセージや、二国間の友好を表す絵が描かれたものもあります」

と、感謝の言葉を寄せた。

義援金も相次いで寄せられている。匿名で数千ドル入りの封筒をポストに入れていく人がいたほか、イオンは500万円を小切手で寄付。それ以外にも、東芝が1000万円、和歌山県が100万円、経団連が100万円の寄付を表明している。大使館では、10月25日に募金箱を開設し、これまでに目録を含めると1900万円近く集まったという。なお、義援金以外の支援物資は、現時点では受け付けていない。

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