ルース米大使ツイッターで「捕鯨問題どう思う」 日本人反発「食文化に口出すな」

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捕鯨反対派はフェイスブックで「殺りく止めろ」

   捕鯨・イルカ漁反対派の中に、ツイッターで「フェイスブックの日本の首相官邸ページに抗議のメッセージを出そう」と呼びかけた人がいた。首相官邸ページは英語版があり、藤村修官房長官の記者会見の映像を連日更新している。捕鯨とは直接関係ない会見内容でも、反対派はお構いなしだ。

「野田首相、世界中の人々の声に耳を傾けて、残虐な(クジラやイルカの)殺りくを止めてください」
「国際社会は、日本が行う野蛮で恐ろしい行為を見ている」

と、強い調子のコメントが毎日送られている。一方で「ここに書き込んでも、日本政府の関係者が読んでいるわけないだろう」「わがままな感情論で他国の文化を攻撃しているだけ」と応戦する人もいる。

   ルース大使はその後、集まった意見に関してツイッター上では触れていない。希望した通り、今も続々と日本人の声は届いているようだ。だが、これまでも賛成派と反対派に分かれて長らく議論が続いており、感情的な対立も見られるだけに、かえって火に油を注いでしまったかもしれない。

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