衆院のコンピューターのサーバーや公務用パソコンがサイバー攻撃を受けてウイルスに感染していた問題で、議員と秘書の約960人全員分のIDとパスワードが盗まれた疑いがあると、2011年10月26日発行の朝日新聞が報じた。
記事によると、侵入者は11年7月末以降にウイルスを感染させた議員のパソコンを足場にして全員分のIDとパスワードなどを抜き取った。管理者パスワードも盗み出され、複数のパソコン内のデータを持ち出したり、不正行為の痕跡を消したりした疑いがあるという。
広報課に問い合わせたところ、詳しい被害状況やパスワード盗難の可能性についてはまだ確認できていないとのことだった。