「北朝鮮対ウズベキスタン戦ではブーイングも起きなかった」
「10月中旬に行われた北朝鮮対ウズベキスタン戦を観てきました。どうなるのかなと思ったのですが、会場入りするウズベキスタン代表にブーイングが出ることもなく、北朝鮮が1対0で負けても観客は大人しかったです」
北朝鮮は05年に平壌で行われたW杯ドイツ大会予選のイラン戦で、観客が暴徒化。FIFAが制裁措置として日本戦が中立国のタイ・バンコクで行われたという経緯があるが、視察の結果、暴動が起こることはないと判断した。また、北京から平壌への飛行機便は乗客の8割が欧米人だったといい、外国人観光客も多く訪れているとしている。
外務省広報文化交流部は、「政府全体として渡航の自粛をお願いしている。北朝鮮には大使館がないので、何かあっても特別なことがない限り急な対応ができない」とするも「渡航する人には改めて注意喚起し、政府としても不測の事態を避けるよう、遺漏のないようサポート態勢について考えている」としている。