中古マンション「本当の値段」を公開 「マル秘情報」さらすサイトが人気

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   買い物で損をしたくないのは、誰もが同じ。ましてや高額な買い物となる「マンション」ならなおさらのことだろう。しかし特に中古物件の場合はその価格が本当に「適正」なものなのか、普通の購入希望者にはなかなかわかりにくいのが実情だ。

   そうした声に応じて、不動産マーケッティング会社「アトラクターズ・ラボ」は2011年9月22日から、運営するマンション情報サイト「住まいサーフィン」で、登録会員向けに物件ごとの「本当の値段」とも言える「想定成約中古価格」を無料公開している。

「成約価格」は普通じゃわからない

「住まいサーフィン」のトップ画面
「住まいサーフィン」のトップ画面

   そもそもマンション売買においては、広告などに掲載された「売り出し価格」そのままで契約が成立することは少ない。アトラクターズ・ラボによれば交渉などの過程で、実際の「成約価格」は売り出し価格から数%安くなることが多いという。

   しかし一般の購入希望者がマンションの「実際の価格」と言える成約価格を知ることは「まず不可能」だ。こうしたデータを閲覧できるのが、原則的に東日本不動産流通機構などの組織に参加している業者に限られているためで、「よほど親切な仲介業者に当たらないと、こうしたデータは教えてもらえません」という。

   「住まいサーフィン」が掲載を始めた「想定成約中古価格」は過去の売り出し事例のデータに、年ごとの相場などによる補正を加えて算出した「今、物件を売り出して3か月以内に成約する価格」、端的に言えば一般には知ることの難しい、物件ごとの今現在の「実際の値段」だ。

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