「キログラム」の国際基準、約120年ぶりに見直しへ

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   フランスにある国際機関の国際度量衡局は2011年10月21日、パリで行われた総会で、重さの単位「キログラム」の国際基準を約120年ぶりに見直す決議を採択した。

   現在の1キログラムは、国際度量衡局に保管されている白金とイリジウムの合金でできた分銅「キログラム原器」が基準となっている。しかし、これまでの洗浄で質量がわずかに変化したとされており、基準の見直しの必要性が指摘されていた。

   新しい基準は、物理法則に基づく厳密な基準へ変更する予定で、加盟国が調査研究を進めたうえ、早くて4年後の総会で定義するという。

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