府知事選に郷原弁護士浮上 「反橋下」で結集できるのか

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橋下VS丸山の「行列対決」の可能性もあった?

   ポスト橋下知事の知事選候補にはこれまで、フリーキャスター辛坊治郎氏や中田宏・前横浜市長ら著名人の名前が挙がっては消えていった。改革派官僚として知られた経済産業省の古賀茂明氏(後に古賀氏は辞職)にもフラれた経緯がある。

   ここにきて、自身も「知名度がない」と認める松井府議に固まったことで、「知事選は地味になる」との見方が広がった。反橋下陣営の民主や自民の府連の間では、知事選候補選びは目立った動きがなかったからだ。

   ところが、両府連に急に動きが出てきた。「橋下知事の支援を受けた著名人なら勝ち目はないが、『知名度のない』候補なら…という空気が出てきた」(自民府連関係者)からだ。

   両党の府連会長同士が連携の方針を示唆しつつ、10月12日には丸山和也・参院議員(自民)への打診を自民府連幹部が公表した。丸山議員は、橋下知事と同じく、人気テレビ番組「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)に出ていた弁護士だ。丸山議員はマスコミの取材に対し、否定的な考えを示している。

   そこに今回、郷原弁護士への民主府連からの打診が明らかになった。

   そもそも民主と自民は、知事選と大阪市長選で同一候補を抱えて一致団結し、橋下陣営と対決できるのだろうか。平松市長は、4年前の市長選で民主の推薦を受けている。

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