田原総一朗にヌードグラビア依頼 仰天オファーの狙い何だったのか

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   「なんとヌードグラビアの依頼がきた」とジャーナリスト・田原総一朗氏が2011年10月21日、ツイッターに投稿した。現在77歳、今も第一線で活躍している田原氏だがこの依頼には面食らった様子で、「結局断った」という。

   田原氏にこのオファーを出したのは、「性」をテーマに掲げるウェブマガジン「VOBO(ボボ)」。ツイッターでは「まだ完全に諦めたわけではございませんよ」と不敵につぶやいている。しかしなんでまた田原氏を脱がせようと目論んでいるのか。

「勘弁してください」「是非見たかった」二分

まさかの「ヌード」に田原氏ビックリ?
まさかの「ヌード」に田原氏ビックリ?

   田原氏といえば「朝まで生テレビ!」の司会者などとして知られる、ジャーナリズム界の大御所的存在だ。「ヌード」の依頼が来たとあってネット住民からは、

「田原氏のヌードとか誰得なんだよ」
「さすがに勘弁してください」

と困惑の声が上がる一方で、「是非見たかったです」「グラビア界を震撼させてください!」という期待も少なくなかった。

   オファーした「VOBO」は、コアマガジンが運営するウェブマガジン。2011年2月創刊で、「性と文化の総合研究マガジン」を標榜する。いわゆるサブカルチャー寄りの執筆者が多く参加する一方で、思想家・吉本隆明氏が登場し、自らの性遍歴を含むインタビューに答えたこともある。田原氏のつぶやきを受けて公式ツイッターでは、

「真に価値のあるヌードとは一体いかなるものかと、思案を重ねた結果にございます。当方、大真面目につき、悪しからず」

と強調している。

「一度はお断りされましたが、ぜひ実現させたい」

   「VOBO」編集部に尋ねたところ、「田原総一朗のヌードグラビア」は現在ウェブ上で発表している「VOBO」を、近く紙の雑誌として刊行するにあたっての企画だという。

「アイドルがAV女優になるような時代、単なるセクシーなグラビアを出しても読者は食傷気味なんじゃないか。そもそも今のメディアは過去のデータから、読者の『需要』を分析して出された企画ばかり。そのアンチテーゼとして、『まったく需要のないもの』『誰が読みたがるかわからないもの』を出したいと思ったんです」

   田原氏を選んだ理由は、「田原さんという存在は、もはや一つの『イコン(崇敬の対象)』。その田原さんがヌードになれば、表現としての強度を持ちうる」という考えからだ。なお編集部では「ヘアヌード」を希望しているが、そこにこだわるつもりはないという。

   しかし「VOBO」編集部でも、田原氏がツイッターで今回のオファーを公表するとは思いもよらなかったそうだ。もっともつぶやきを見て、「田原さんもまんざらではなさそう」と感じたといい、「一度はお断りされましたが、ぜひ実現させたい」となお熱意を燃やしていた。

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