6月から小・中学校などで測定
一方、軽井沢幼稚園の敷地内では、通路にある雨どいの排出口付近で毎時2.2マイクロシーベルトが計測された。幼稚園では園庭の一部と排出口付近の通路を立ち入り禁止にし、除染することにしている。
軽井沢町は6月から、軽井沢病院や小・中学校、保育園などの子どもが多く集まる施設を中心に定点測定(地表1メートル付近)を続けているが、10月20日時点で「他の場所では計測されていない」(町教育委員会)としている。
19日の計測も、念を入れて、もう1か所の幼稚園も測定。こちらは高い数値は計測されなかった。
町教育委員会は「(原発から)250キロ弱の距離ではあるが、すぐ隣の群馬県では影響が出ているし、小・中学校などの施設を安心して利用してもらうために、これまで計測してきたし、これからも計測していきます」と話している。
事態が広がる前に早めに対処できたことで、ひとまず胸をなでおろしている。