「この国大丈夫か?」「うちの親父もここまで酷くない」
これだけだったら、政治家がツイッターで少し手こずったというだけなのだが、蓮舫氏は、2009年秋の事業仕分けで、文部科学省所管の次世代スパコン「京(けい)」の開発の仕分けを担当。「1位になる理由は何があるんでしょうか? 2位じゃダメなんでしょうか?」と厳しく詰め寄り、約270億円の予算を事実上の凍結とした過去がある。
そのため、今回のツイッターでの出来事は2ちゃんねるで「蓮舫さん、ツイッターに画像も上げられない情弱なのにスパコン仕分けしていたことが判明」と話題となり、ツイッターなどにも、「こんなのに仕分けされた側は無念だろうなぁ」「こんな奴がスパコンの仕分けを。この国大丈夫か?」「うちの親父(69)でもここまで酷くはない」などという書き込みが殺到した。
「評論家がその道の一流である必要はない」と擁護する声もあったが、「仕分け人は画像が添付できなくても人の気持ちが理解出来ない冷酷ささえあれば大丈夫です」という皮肉も。以前からiPhoneとツイッターを駆使するなど、先進的な政治家だと思われていた蓮舫氏が意外と簡単なことが出来なかったという点も面白かったようだ。
ちなみに、科学者らの批判を受けスパコン開発予算は後に復活。2011年6月には毎秒8162兆回という計算速度で世界一に認定されている。