落合監督、球団社長との「握手拒否」 「オレ流」にネットで賛否両論

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「調査をする云々という話ではないでしょう」

   坂井社長は、9月22日に発表された落合監督の電撃解任を主導した。2004年以来10年までにリーグ制覇3回や、2位ながらもクライマックスシリーズを勝ち上がって日本シリーズで優勝した年もあるという好成績を残しながらの解任だった。

   坂井社長をめぐっては、9月6日の対巨人戦で中日が敗れた後、「関係者通路で坂井社長がガッツポーズをした」と複数のスポーツ紙が報じており、2人の確執は公然のものとなっている。

   こうした事情があるからか、「落合監督の握手拒否」をめぐり、ネット上では、「握手拒否かっけ~」「落合は漢(おとこ)や!」「納得の対応」と肯定的な反応や「(握手拒否程度で)よく耐えたな落合」と同情的な声が相次いだ。

   一方、「器が小さいな」「意外と陰湿」「大人げない」と批判的な指摘も少なからずあった。

   ネットの書き込みやつぶやきには、中日ファンだけでなく、巨人ファンを名乗る人など「場外」からもかなりの参戦があるようだ。

   実際に「握手拒否」はあったのか。中日ドラゴンズの球団広報部に聞いてみた。

   加茂浩将・広報部長は「この取材があるまで知らなかった。話題になっていなかった」と話した。

   連続写真については、落合監督が一貫して下を向いて歩きながら対応していることから、「坂井社長が握手を求めてきたことに気がついていなかった可能性もあるのではないか」との見方を示した。

   白井オーナーとの握手についても、「特に誰とは気付かず、手が伸びてきたので歩きながら応じたのかもしれない」と話した。白井オーナーだと気付いていれば、ちゃんと顔を合わせて握手し、背中を軽くたたき合ったりしたのではないか、という。

「いずれにせよ、今後調査をする云々という話ではないでしょう」

   10月末で契約が切れる落合監督は、11月以降のクライマックスシーズンなどへ向け、1日単位での契約を結ぶ予定だ。

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