専門家「メルマガは波に乗ると大きい」
『ソーシャルメディア時代のビジネスメッセージ59の届け方』などの著書があるメルマガコンサルタントの平野友朗さんによれば、「メールマガジンでの収入としては、堀江さんは日本ではまずトップレベルです。非常に珍しい」という。
平野さんは、メールマガジンの購読者数を左右するのは「情報の質」、そして「知名度」だと話す。ホリエモンの場合、有名人ゆえの露出の多さに加え、読者からの質問を受け付けるなどコミュニケーションを大事にしたこと、またその動向に注目が集まっていたことも大きかったと見る。
「それに月額840円という価格は、1回の配信に直せばせいぜいコーヒー1杯分です。そのためいったん入った人はつい購読を続けてしまう。その意味では、メルマガは1度波に乗ると大きいと言えます」
もっともホリエモンまではいかなくとも、月数十万円ほどの収入を上げる人は少なくないと平野さんは話す。
「配信される情報に価値を感じれば、月3000円でも購読する人はいる。ツイッターやフェイスブックとの連携で、購読者を拡大するパターンも多いです。最近では情報発信の手段として、メルマガに改めて注目が集まっています」