暴力団キャンペーン続ける週刊現代 不当な取材活動と吉本側が抗議

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週刊現代編集部「まったくの事実無根です」

   よしもとクリエイティブは野間氏ら3人に謝罪と、「なぜ不当な取材活動が多発するのか」を調査し、その結果と再発防止策について報告を求めている。文書を読む限り、今回の監査役の人物に対する行為だけでなく、過去の週刊現代の所属タレントに対する取材方法に会社として納得できないようだ。

   週刊現代は、2011年8月23日に島田紳助さんが暴力団関係者との交際を巡って芸能界引退を発表して以降、毎号関連特集を組んでいる。矛先は、紳助さんが所属していたよしもとクリエイティブの親会社、吉本興業にも向けられた。10月15日号には「知れば知るほど怖くなる吉本興業と暴力団」、10月22日号は「吉本とヤクザ まだあるこんな『密接関係』」と大きく見出しをつけた記事を掲載した。10月15日号では、明石家さんまさんを直撃して、紳助さんの引退に関する取材を行った様子も書かれていた。

   最新号でも、吉本興業に契約を解除されたベテラン芸人の独占インタビューで、暴力団とつながりがあるとされる芸人と吉本との「関係」を生々しく伝えた。一連の記事と今回の抗議が直接関連しているとは言い切れないが、毎号鋭く「徹底追及」される吉本興業としては、気持ちのいいものではないだろう。

   今回の抗議文について、週刊現代編集部はJ-CASTニュースの取材に10月17日、ファクスでコメントを寄せた。

「まったくの事実無根です。吉本側とのやりとりはすべて記録してあります。吉本側には厳重に抗議し、削除を求めました」
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