「大人」のハンバーガーに期待
外食大手のゼンショーとの事業戦略などの食い違いが原因で、09年12月に撤退した米ウェンディーズだが、日本の市場規模の大きさと、ブランドのネームバリューが定着していることなどから、その後も再進出の機会をうかがっていた。
日本のハンバーガー市場は、マクドナルドが「安売り」で先行するなかで、価格は少々割高だが「おいしさ」を求める「大人」のハンバーガー店が健闘している。
一時撤退し、企業再生のリヴァンプの支援を受けて復活を遂げた「バーガーキング」や、「モスバーガー」や「フレッシュネスバーガー」などのハンバーガー店がそれ。そんな「大人」のハンバーガー好きの期待が、ウェンディーズにも集まりそうだ。