来年3月まで、毎週どこかで開かれている
大阪マラソンは、約3万人のランナーが府庁前をスタートし大阪城や難波、いちょう並木の御堂筋に通天閣など大阪の街を走りぬける。ゴールのあるベイエリアのインテックス大阪では、10月28日から「大阪マラソン EXPO2011」が開かれ、スポーツメーカーなどが出展するイベントブースや展示即売会、府内の自治体が出展する観光ブースに大阪の食を紹介する「大阪マラソン うまいもん市場」などが立ち並び、大阪の魅力を発信する。
11月20日に開催される「神戸マラソン」も、今年が第1回。三宮の神戸市役所前をスタートして南京町や須磨浦公園、明石海峡大橋付近を折り返す。海岸線が多く、「眺めのよさでは日本有数のマラソンコース」との呼び声は高い。ポートピアホテルは、神戸マラソンの前日の宿泊予約がほぼ満杯という。
12月11日の「奈良マラソン2011」は、鴻之池陸上競技場から平城京、東大寺を眺めて天理教本部を折り返す。今年はアトランタ、バルセロナの2退会連続の五輪メダリスト、有森裕子さんが参加する。
関西では、大阪・淀川市民マラソン(11月6日)や平城京新春マラソン(12年1月8日)、びわ湖レイクサイドマラソン(同2月26日)など大小さまざまなマラソン大会が、12年3月11日の京都マラソンまで、毎週どこかで開かれているような状況にある。